イノベーション・マネジメント
システム導入支援サービス

世界中の成長企業が実践するイノベーション活動のベストプラクティス
ISO56001 / ISO56002(イノベーション・マネジメントシステム)に準拠した仕組み
イノベーション・マネジメントシステム導入支援サービス

ISO56001 / ISO56002(イノベーション・マネジメントシステム)とは

ISO56001 / ISO56002(イノベーション・マネジメントシステム)は、ビジネス組織が継続的な成長を促すために必要不可欠なイノベーションの方法論を体系化した国際標準規格です。

この標準規格は、組織がイノベーションの機会を特定し、これらの機会を有効に活用するための体系的なアプローチを取るのを支援するために設計されています。

ISO 56001 / ISO56002は、以下のような要素を含む包括的なフレームワークを提供します。

ISO 56001の基本原則(概要)

ISO 56001は、イノベーションマネジメントシステムの効果的な導入と運用のために、以下の8つの基本原則を提唱しています。

価値の実現

イノベーションの成果は、製品やサービス、プロセスなどを通じて、関係者にとっての価値(財務的・非財務的)をもたらすことが重要です。

未来志向のリーダーシップ

あらゆるレベルのリーダーが、好奇心と勇気をもって現状に挑戦し、魅力的なビジョンを共有しながら組織を導きます。

戦略的方向性

イノベーション活動は、明確な目標や組織の戦略に沿って展開され、必要な資源と整合されていることが求められます。

イノベーション文化

組織内には、変化を受け入れ、リスクをとり、協働を重視する文化が根付いている必要があります。

インサイトの活用

多様な情報源から得られた知見を活用し、明示・暗黙のニーズを理解し、それに基づいたイノベーションを行います。

不確実性の管理

不確実性を受け入れ、実験や反復を通じて学習しながら、リスクを評価し、適切に対処していきます。

適応性
・俊敏性

組織の内外の変化に柔軟に対応し、構造やプロセス、能力などを進化させることが求められます。

システム的なアプローチ


イノベーション活動は、相互に関連する要素を体系的に管理し、継続的な改善を図るシステムとして運用されます。


なぜ短期間で導入できるのか?

通常、ISO56001 / ISO56002(イノベーション・マネジメントシステム)を導入するには、一年以上の時間が必要になります。その理由はビジネス活動や経営活動にイノベーションの仕組みを組み込みするため、これまでの考え方やプロセスを変える必要があるからです。また適用範囲が広いことから何から着手してよいのかが判断できない場合もあります。この課題を解決するためにIdeaScale(アイデアスケール)とイノベーション人材育成プログラムを組み合わせることで、イノベーション・マネジメントシステムの基本となる適用範囲を短期間で構築します。

この導入支援サービスでは文書規定類やマニュアル類などのサンプルも提供することができるため、ゼロから導入ではなく、ベース素材からお客さまの組織や従業員の個別事情を考慮しながら導入をすすめていくことができます。

注意事項

本サービスは、ISO56001 / ISO56002認定を保証するものではありません。また当社は、ISO56001 / ISO56002の審査機関ではないため、認定審査をご希望の場合は経験ある認定審査機関(日本拠点)をご紹介させていただきます。


イノベーション・マネジメントシステム導入のメリット

本サービスは、ISO56002(イノベーション・マネジメントシステム)を引用した仕組みを導入することで、イノベーション組織や文化を醸成させ、これまで発見できなかった新しい価値を創出し、価値を実体化させることができるビジネス能力、経営システムを構築することができます。

主な導入メリットは以下に説明します。

  1. 戦略的アライメント: 組織のイノベーション戦略を全体戦略に結びつけ、組織の目標との一貫性を保証します。これにより、リソースが効率的に活用され、イノベーションが組織の長期的な目標に寄与するようになります。
  2. プロセスの標準化: イノベーションプロセスを標準化することで、組織は繰り返し可能で予測可能なイノベーションの結果を生み出すことが可能になります。これにより、リスクの管理が容易になり、効率が向上します。
  3. リスク管理: イノベーションには固有のリスクが伴いますが、イノベーションの仕組みはリスクを識別、評価、そして管理する方法を提供します。これにより、組織はより計算されたリスクを取ることができ、不確実性を減少させます。
  4. 文化的変革: イノベーションに焦点を当てた文化を促進することで、創造性と協働が奨励されます。これにより、従業員は新しいアイデアを提案しやすくなり、イノベーションが組織全体で支持されるようになります。
  5. 競争力の向上: 効果的なイノベーション管理システムは、市場での競争力を高め、新しい機会を捉える能力を向上させます。これにより、組織はより迅速に市場の変化に対応し、新しい製品やサービスを開発できるようになります。
  6. 持続可能性と成長: イノベーションは組織の持続可能性と長期的な成長に不可欠です。イノベーションの仕組みを採用することで、組織は新しいアイデアを持続的に生成し、変化に柔軟に対応する能力を高めることができます。
  7. 顧客満足度の向上: イノベーションは顧客のニーズに応え、顧客満足度を向上させる新しい方法を生み出します。イノベーションの仕組みによって、顧客中心のイノベーションが促進されます。

継続的な成長を促進するためのイノベーション・マネジメントシステム
ご興味のあるかたはご相談ください


ISO56001 / ISO56002 イノベーションカタリスト

イノベーションカタリスト:松本 毅 氏

技術戦略立案、オープンイノベーション、国家プロジェクトの推進など、多岐にわたる分野でリーダーシップを発揮してきた、日本のイノベーション分野における第一人者。現在は 一般社団法人 Japan Innovation Network 常務理事 を務めるほか、NineSigma Japan、リンカーズ株式会社、大阪ガス株式会社にて数々の重要ポジションを歴任。

イノベーション・マネジメントシステムを日本国内の組織に仕組み化した実績多数。

イノベーションカタリスト:イスル スバシンへ

アナハイム大学院国際マーケティング専門MBA(米国)取得、COLT Japanビジネスアナリスト、楽天グループ株式会社の楽天フィリピンを現地立ち上げ、楽天イノベーション管理を担当。
日本にイノベーション文化を広めるために20年以上も活動し、数多くのイノベーション現場に関わった経験をもつ。日本のイノベーション組織に最適な実務レベルのコンサルティングを得意とする。
Global Innovation Management Institute(GIMI) 日本代表、情報経営イノベーション専門職大学客員教授なども歴任

他メンバー

私たちのチームには、Scaled Agile Framework (SAFe)認定コンサルタント、GIMI Certified Innovation Catalyst(イノベーション国際認定資格)、認定スクラムマスター、中小企業診断士などの資格保有者、新規事業立ち上げ、スタートアップ、IPOの経験者などが在籍するだけでなく、製造業、ITサービス業、アミューズメント業、観光業などの業界経験、大企業から中小企業での経験をもつコンサルタントが在籍しています。


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